コラム

すぐに取り入れたい、肌の保湿に良い食べ物 納豆と生芋こんにゃく

今回は、安くて手軽に手に入る保湿に良い食べ物として、納豆と生芋こんにゃくをご紹介します。

空気の乾燥が気になる季節、食べ物で体の内側から保湿することができたらうれしいですね。

ニオイや味が苦手という方にはちょっと工夫してでも試してみてほしいです。

納豆で肌が潤った体験談

これは筆者の体験談になりますが、家人が食品を扱う仕事をしていたときに、売れ残ったりした大量の納豆が家の冷蔵庫に入っていた事があったんです。

もともと子供の頃からあまり納豆を食べていなかったので、どちらかというとちょっと苦手な方なんですが、そのまま捨ててしまうのももったいないなと思って、(3コパック入りのよくある市販のもの)毎食1パックずつ食べていました。

すると、なんだか肌の調子がよくなってきていました。

その時はまさか納豆の影響なんて全然考えもしなかったのですが、あとで納豆が和のスーパーフードと呼ばれていることを知ったんです。

納豆の材料である、大豆が栄養豊富で女性には嬉しい大豆イソフラボンがたっぷりというのは有名ですし、納豆菌による発酵食品ということで腸内環境にも良い働きをするというじゃありませんか。

それに、肌の保湿力をアップする効果も確認されているとのこと。

筆者の場合は、先に実感してあとでその理由を知った形です。

何も知らずに毎日3パックずつ食べていましたが、食べすぎるのもあまり良くないらしくて、1日1パックで十分なんだそうです。

ま、”過ぎたるは及ばざるが如し”ってとこでしょうか。

納豆が苦手な方に、ドライ納豆のススメ

納豆が苦手、という方にはドライ納豆(干し納豆)はいかがでしょうか。

納豆はあの独特のニオイと味がダメ!という方は多いです。

西日本では昔からあまり食べる習慣がないといわれていて、実際関西や九州出身の知り合いは、食べたことがないって言う人もいました。

筆者は納豆が特別好きではないものの、ニオイだけを嗅ぐと、正直いいニオイとは思いません。

改めて、はじめて納豆を食べた人のことをスゴイ!って思ってしまいます。笑

そういう方向けに生まれたとは思いませんが、納豆を干したドライ納豆なら普通の納豆に比べてニオイはほとんどありませんし、乾燥しているので糸をひくこともありません。

もちろん、ヌルヌルしたりもしません。

また、一個一個が小さいし軽いので持ち歩いて好きなときに食べることもできます。

肝心の保湿の効果なんですけど、ガサガサになっていたかかとが1週間もしないでツルツルになったことがあります。

これも、ドライ納豆に保湿効果があるなんて知らずに食べていたときの体験談です。

またもや売れ残ったドライ納豆、家事の合間などにポリポリかじっていたんです。

まあ、毎食納豆を食べているのと、ほぼ同じってかんじですよね。

とにかく、他には特別何もしていないのに、ガサガサが改善してしまったんです。

靴下が引っかかって困っていたので本当に助かりました。

納豆が苦手な方は是非お試しください。

自分で作る干し納豆

「ドライ納豆」「干し納豆」などいろんな名前で市販されていますが、自分でもわりと簡単に作れてしまいます。

クックパッドなどにもさまざまなレシピが載っていますから、そちらを見た方がいいかもですがここでも電子レンジを使うものと使わないものの二つのやり方を簡単にご紹介します。

電子レンジを使う干し納豆の作り方

①納豆にタレが付いている場合はそのタレをかけて、粗く混ぜます。
※普通に食べるときはしっかりと糸が出るようにかき混ぜますが、ここでは逆にあまり糸が出ないようにします。

①’可能なら一晩くらい冷蔵庫でタレを馴染ませます。

②クッキングペーパーを用意し、その上に納豆を一粒ずつバラバラになるよう広げます。

③クッキングペーパーごと電子レンジに入れ、4分ほど加熱します。

④一度レンジから出して付いている糸を取るように軽く混ぜ、もう一度レンジに入れて一分ほど加熱して出来上がり。

天日干しで作る干し納豆

①、①’は同じ。

②すだれなどの上に広げ、干物用ネットに入れて天日干しします。

(夏場でも、3日ほどかかります)

雨の日は湿度が高くて適さないので、確実に晴れの日が続くことがわかっているときだけにしましょう。

タレを使わずに、塩を適量ふりかけてもいいですけど、糸が出ないようにしつつ味に偏りがないようにするのはちょっと難しいですね。

今回は本当に簡単な方法のみの紹介ですけど、味にこだわる方は味付けなども工夫しているレシピを参考に作ってみてはいかがでしょうか。

一度作ってしまえば、湿度だけを気をつけると数ヶ月は持ちますよ。

セラミドたっぷり!生芋こんにゃく

続いて、生芋こんにゃくです。

生芋こんにゃく、こんにゃくとは少しだけ違うので、注意してくださいね。

普通のコンニャクは、原料となるこんにゃく芋を乾燥させた粉から作りますが、生芋をすりつぶして作るのが生芋コンニャク。

乾燥させたりしていない分、生芋の成分がより多く残るのが大きな違い。

保湿に関わる成分として重要なものの一つに、”セラミド”があります。

美肌成分としてもいろんな化粧品に使われていますね。

生芋コンニャクには、このセラミドがとてもたくさん含まれていて、1日に100~200グラム食べ続けることで肌の水分量が上がったという科学的な証明もされています。

ただ、毎日コンニャクを食べ続けるって、ちょっと大変かもしれませんね。

いろんな調理法を工夫して、肌の潤いのために努力するのみ!でしょうか。

ま、できるところからやってみましょう。

-コラム

© 2023 ちょっと上を目指す女子の美容・ファッション情報